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パイナップルも観葉植物に

　パイナップルはバナナとともに親しまれている果実です。挿し木をして観葉植物として育ててみましょう。

＊挿し木のポイント
　適期は5月上旬〜7月上旬です。果実上部のクラウン（冠芽）に食用部を少しつけて切り取り、日陰に一昼夜おいて、切り口をよく乾かしてから赤玉土または腐葉土6、バーミキュライト4の混合土に挿します。用土は乾かし気味に管理し、発根を待ちます。

＊その後の管理
　地上部が生育し始め、葉が展開してきたら、秋に5号鉢に鉢上げします。用土は赤玉土4、ピートモスまたは腐葉土4、川砂2の混合土がよいでしょう。
　肥料は元肥として、緩効性の化成肥料（例N-P-K、10-10-10）を一握り鉢底に施します。水やりは乾かし気味にし、葉水を時々与え、湿度を保ちます。
　0度近くになっても枯れませんが、11月には室内に取り込み日当りのよい場所で管理し最低7度ぐらいには保ちたいものです。
　翌年の4月〜11月の成長期には月に一度液体肥料（例N-P-K、6-6-19）の1000倍液を施します。