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花壇で楽しむ菊
＝菊のさし芽の方法＝

　東洋で初めての国際園芸博覧会「花の万博」の人気も日ごとに高まっていますが、ことしは花に対する関心が特別高いようです。あなたの家でも花を育ててみてはいかがでしょうか。今回は、日本人に桜の次に親しまれている菊のさし芽の方法について紹介します。

◆さし芽の時期　菊づくりはさし芽からスタートします。時期は表を参照してください。花壇用として栽培する場合は、これより20日程度遅らせるとよいです。

◆さし床と用土　肥料分の少ない排水のよい露地や8センチ程度の用土の入った箱を利用します。川砂や山砂・パーライトなどを使用するのが一般的です。

◆さし穂の採り方とさし方　茎の先端部から指でボキッと折れる所7センチ程度をさし穂にし、3時間水あげをして、深さ2センチ程度土にさし込みます。日中は日よけをし、発根するまでしおれがひどい場合以外は、かん水しません。1か月後には定植できる苗となります。
- 図表あり -
( 図表説明 ) 〈菊の作業時期〉