1、富士山のように高く 教養を深め 視野のひろい市民となります
古典文学に親しむ朝(あした)の会
「祇園精舎の鐘の声(ぎおんしょうじゃのかねのこえ)、諸行無常(しょぎょうむじょう)の響あり…」有名な平家物語の一説です。
富士公民館は昨年度から本格的な古典文学講座を開講しています。今年度は平家物語を行ったところ、100人を超える人が集まりました。このしかけ人が「朝(あした)の会」(会長:加藤あさ美さん)の皆さん7人。古典文学好きの主婦の集まりです。
「これまでの文学講座は、2時間で代表的な作品のさわりだけちょっとやって終わってしまう。一つの作品を体系的に奥深く学びたい」と考えたのが事の発端。毎年5か月をかけて、10時間みっちり学習します。来年度は、国学院大助教授青木修平さんの講師で古事記に挑戦するそうです。お楽しみに。
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( 写真説明 ) 井上靖を囲んで、朝の会の皆さん