富士の童歌(わらべうた)をアメリカで
富士市少年少女合唱団の皆さん
富士市少年少女合唱団(辻村典枝代表)は、3月24日から4月2日までアメリカに演奏旅行に出かけます。今回は、渡米を控え、ますます熱のこもる練習場へおじゃましました。
「おなかから声を出して!」辻村さんの声が響くと、子供たちの輝く視線が集まります。「子供たちにとって、歌の面でも私生活でもよい励みになっていますね」と辻村さんが言うように、練習場は活気にあふれています。
今回訪れるのは、アメリカの西部、ワシントン州バンクーバー市やオレゴン州スプリングフィールド市などで、一行は小4から高2までの45人。現地の少年少女合唱団と交流会を持つのを初め、学校やシティホールで演奏し、交流を深めます。
曲は「エーデルワイス」「のばら」など世界的に有名な歌から「かごめ」「通りゃんせ」など日本の童歌まで幅広く披霞する予定で、お手玉や羽子板などの遊びも紹介してきます。
また、子供たちは2人1組で一般家庭にホームステイし、アメリカ人の生活を肌で感じてきます。
サブリーダーの熊谷志保さん(高1)は「童歌をいろいろアレンジして歌いますので、アメリカ人の反応が楽しみです。音楽は世界共通。言葉は通じなくても、それなりに交流ができると思います」と胸を膨ませています。3月17日には、吉原市民会館で渡米記念コンサートが開かれます。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 練習は週2回、2時間ぐらい