富士山を心で撮る
紅陽会富士支部の皆さん
紅陽会は、“富士こそ、わがいのち”とシャッターを切り続けるカメラマンのグループ。2月28日まで市立博物館で第8回富士山写真展を開いています。今回は紅陽会富士支部におじゃましました。
紅陽会の富士支部が結成されたのは7年前。会員は富士市を中心に富士宮市・芝川町に及び、現在14人で構成されています。
写真歴は4年から5年の人から30年に及ぶ人までいろいろ。写真屋さんの二人を除けば、いずれもアマチュアですが、腕前はプロ級。「富士山は生きている。愛の鼓動が脈うっている富士山は心で撮れ」と言ったが紅陽会の恩師岡田紅陽氏。その遺志を継いで、カメラ片手に自分なりの撮影ポイントでシャッターを切っています。
そして、それぞれ撮った自信の作を、毎月1回の例会で見せ合って技術を磨いています。
富士山は撮り尽くされて難しいという意見もありますが、「富士山は何回撮っても同じ写真は撮れない」というのが皆さんの意見。
支部長の依田房夫さん(富士町・58歳)は、「あそこの富士山が美しいと聞けば、どこでも飛んでいくようなメンバーの集まりです。人一倍富士山に魅力を感じているということでしょうか。富士市側の富士山が少ないので、これからねらってみたいと思います」と語ります。とにかく、一度博物館に足を運び、すばらしい富士山をごらんになってください。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 撮影会での一コマ