市内で初めて「乳がん体験者のつどい」
竹田喜久代(たけだきくよ)さん(鈴川町5)
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近い将来、女性のがん死のトップになると言われる乳がん。女性の大敵ですが、人に気安く相談できることでなく、運悪くかかってしまった女性の不安・動揺は、計り知れないものがあります。
「乳がん体験者のつどい」は、こうした不安に対する援助を目的にして、2月6日、保健婦人セン夕−で開かれます。
竹田さん自身、昭和54年に乳がんにかかり、63年に転移再発するというつらい体験をしました。
「乳がんになると健康な人にいくら励まされてもだめ。体験した人でないとわからないものがある。互いに悩みや不安を話し合うことで、どれだけ力がわいたことか…」困難を乗り越えてきただけあって、話に説得力があります。乳がんは自分で発見できる唯一のがん。「何といっても早期発見が大切。一般の人の理解も深めたい」と語ります。詳しくは電話32-1892へ。