武田保寿郎(たけだやすじゅろう)さん(新橋町10.43歳)
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新聞で袋井市の可睡斎(かすいさい)のユリが美しいと知り、朝一出かけカメラにおさめた作品が市長賞に。木々の間に咲く黄色のユリと、事前に配した赤紫のユリが幻想的で、審査員からも「画面の構成力が見事」と絶賛をうけました。
「シャッターチャンスに恵まれてね。一面にユリの花を見たときは極楽にいるようで、夢中で、シャッターを切ったよ」と朴誠(ぼくとつ)に語ります。
写真を作品として撮り出したのは十五年前。初めて出品した作品がコンテストの上位に入り「それからは病みつき」に。
ここ5年間は岩手県に家族を残し、半年は富士市を中心に県内で働く生活ですが、カメラは片時も離しません。「富士山を撮りたくて富士市に来たのに、富士山はまだ納得のいくものが撮れないよ」と残念そう。
これからは「特にアングルに気を配りたいね」と言う武田さん。目はいつもカメラのファインダ一になっているようです。