【広報ふじ平成元年】まちかどネットワーク 市長への手紙から
公共林には広葉樹も植えてください
このコーナーは、「市長への手紙」をお寄せくださった人の中から、意見・提言などを紹介します。今回は、入山瀬の篠原静江さんからいただいた「植林」についてです。(「市長への手紙」の用紙は、各公民館などにあります)
篠原さん
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<市長への手紙>
富士市にはヒノキや杉の山がたくさんあるように聞いております。その木を切った後に、針葉樹だけでなく、広葉樹も植林していただきたいと思います。
土地深く根を張る広葉樹は、山崩れをも防ぐと言われています。民間の人たちは、何百年も山の木を回転させずに置くわけにはいきませんが、国や県、市は、木をお金にかえなけれはならないこともないでしょう。せめて公共の立場で山を守ってほしいと思います。
また、広葉樹は山火事にも強いそうですから、ところどころに雑木を植え、秋には紅葉が眺められるようにしてほしいと思います。
一部で混植を始めました
<市長の答え>
市長への手紙ありがとうございました。
市有林については、篠原さんの御提言のように、一部で広葉樹と針葉樹の混植を始めました。5月に行われた市植樹祭では「みどりの日」制定を記念し、ヒノキとコナラ(ドングリの実がなる広葉樹)とを混植し、市民の皆さんが自然と触れ合い親しむことのできる林づくりを行っています。
また、大渕丸火の100ヘクタールの市有地に天然雑木林を生かした丸火自然公園−万葉の森−を市民レクリェーションの場として整備を進めてきましたところ、現在では多くの市民が利用しています。
これからの市有林の経営については、経済的効果のみを考えた地裁でなく、春の新緑、秋の紅葉など市民が自然に親しむことので主る森林づくりに努めてまいります。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 広葉樹も植えられた植樹祭(5月)
添付ファイル
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