いつでも、どこでも人と話ができ、とても便利なアマチュア無線。松本の川江義昌さんの一家は、家族で免許を取り、交信を楽しんでいます。今回は、とてもにぎやかな川江さん一家におじゃましました。
川江さんでは、4年前にお母さんの妙子さんと長男の徹昌君(富士中3年)が免許を取ったのを皮切りに、長いことパーソナル無線派だったお父さんの義昌さんが取り、ことしの春休みには、次男の降介君(富士一小6年)と長女の悠加ちゃん(同小2年)までが取りました。
「無線を家族でやろう」と言い出しっぺは、お母さん。お父さんはトラックの運転手で時間が不規則。お母さんは看護婦目指して通学中、子供たちも帰宅時間がいろいろとあって、初めは家族の連絡用として考えていました。
「こちらはJM2LFF、今から帰るから御飯の支度を頼むよ」「はい了解」という具合に夫婦の会話をしていたのですが、そのうちにいろいろな人との交信もふえ、多くの人とコミュニケーションできる楽しみも生まれました。
ですから、川江家の夕食後のだんらんは、アマチュア無線でとてもにぎやか。家族で共通の話題ができるのも魅力です。
「家族のQSL(交信)カードをつくりたい」(悠加ちゃん)「外国の人と交信したい」(隆介君)「いろいろな周波数で交信したい」(徹昌君)と子供たちの夢は広がっています。
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( 写真説明 ) 写真右から妙子さん、悠加ちゃん、徹昌君、隆介君(義昌さんは残念ながらこの日仕事で不在でした)