山崎 豊(やまざき ゆたか)さん(依田橋町・33歳)
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市内東部を黙々と走る岳南鉄道。オレンジ色のかわいい車両ですが、乗降客が減少し、ちょっと寂しげです。山崎さんを初めとする青年会議所の社会教育委員会の皆さんが、「地域の足、岳南鉄道を利用したまちづくりがてきないか」を話題にしているうちに、だれともなく言い出したのがドリームエキスプレス構想。子供たちから夢のある電車の絵を募集し、その絵をそのまま電車にかいてしまおうというものです。
実際、子供たちからの応募は約2,000枚。このうち、かぐや姫や宇宙など6枚の絵を選び、8月5日に150人の子供の手でかき上げます。そして、その電車は夏休み中運行されます。
「いやー、考えた以上に大変で」と笑う山崎さんてすが、無邪気な子供たちの絵に励まされ準備に余念がありません。本業は製紙会社の専務取締役。温厚で折り目の正しさはだれもが認める青年実業家てす。