原田地区の子供たちで、昭和62年3月に結成された「原田清流太鼓」の皆さんは、春休みに米・ワシントン州・バンクーバー市に招かれて公演に行きます。
今回は、熱のこもった練習場におじゃましました。
今回の訪問は3月22日から28日の7日間で、一行は子供11人に保護者を合わせ計19人。
公演は女性の実業家や知識人の国際的団体「国際ソロプチミスト」の皆さんの仲立ちで実現しました。
たまたま、ことしがワシントン州の100周年に当たることから、その記念事業としても迎えられ、バンクーバー市長から保存会の桜井会長と渡辺市長に招待状も来ています。
そういうわけで、出発が迫った現在、練習に一段と力が入ってきています。
これまで原田清流人鼓の特徴といえば、湧き水が清流となって流れるようなばちさばきでしたが、訪米を機会に「源平呼子太鼓」という新曲も用意しました。この曲は源平の富士川の合戦をイメージしたもので、ほら貝を使用するなど新分野を開拓しています。
バンクーバー市では、小学校4校で交歓演奏する予定で、地元小学生と一緒に給食を食べるなどの交流も行います。
また、宿泊はすべてホームステイ。生活や文化の違いをまさに肌で感じてきます。桜井会長は「子供なりに国際性を身につけるはず」と語ります。アメリカ人の心にも響くすばらしい演奏を期待しています。
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( 写真説明 ) 張り切っている皆さん