富士市 FUJI CITY Official Site

　中国に「天上には極楽浄土があり、地上にはそれに匹敵する蘇州（そしゅう）・杭州（こうしゅう）がある」ということわざがあります。嘉興市はその蘇州・杭州の間にあって、古くから「魚米の郷、絹の街」と呼ばれ、大変豊かな土地です。
　現在は、軽工業を中心にした工業や農業が盛んで、大きく成長しつつある都市といえます。
　また、嘉興市一の景勝地南湖は、さながら水墨画の世界で、観光面にも大きな期待がかけられています。

小・中学校
　嘉興市の小学校は1,788校、生徒数は約20万9,000人、中学校は206校、生徒数は約11万6,000人です。書道は古い歴史をもっており、小学生でも大変すばらしい文字をかきます。
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( 写真説明 ) 小学生の民族舞踊
( 写真説明 ) 習字は達筆、日本人の大人でもかないません

人民政府
　嘉興市人民政府は富士市でいえば市役所に相当するものです。人民政府は中山路という嘉興市のメーンストリートに面しており、周辺には銀行や嘉興賓館（ホテル）など主要な施設が建ち並んでいます。
現在は、軽工業を中心にした工業や農業が盛んで、大きく成長しつつある都市といえます。
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( 写真説明 ) 嘉興市人民政府（1985年5月富士市友好調査団が訪問）
( 写真説明 ) 周洪昌市長


交通
　嘉興市民の主な交通手段は自転車です。通勤に買い物に幅広く使われ、通勤時間帯はちょっとした銀輪ラッシュとなります。
　また、嘉興市の特徴の一つは運河が多いことです。長さにして2,000キロメートル以上の内陸航路があります。その中でも、京杭大運河は北京から杭州を結ぶ長さ世界一の運河で、嘉興市内を73.72キロメートルにわたって流れています。
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( 写真説明 ) 買い物も自転車で
( 写真説明 ) 水運は大切な交通手段

烟雨楼（えんうろう）
　梱雨棲は嘉興市の名勝南湖に浮かぶ小島にあります。梱雨楼の名は唐代の詩人杜牧（とぼく）の漢詩「江南春」の一節に由来し、現在の建物は明の時代（16世紀）に復元されたものです。休日には多くの人でにぎわい、嘉興市市民の絶好な行楽地となっています。
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( 写真説明 ) 烟雨楼（えんうろう）

絹の街・紙の都
　嘉興市の代表的な工業は絹紡績と製紙です。絹紡績工場は市内に70あり、製紙は1920年創業の民豊製紙という大きな工場があります。
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( 写真説明 ) 嘉興絹紡績工場
( 写真説明 ) 民豊製紙工場

　嘉興市はごみのない、きれいな街です。中国人はたばこを好む人が多いのですが、道路には吸い殻はおろか、ごみ一つ落ちていません。また、たんを吐くことを禁止している場所も多くあります。公衆道徳は、日本よりはるか上のランクといえます。
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( 写真説明 ) パンダのごみ箱
( 写真説明 ) メーンストリート中山路