【広報ふじ昭和63年】まちかどネットワーク 市長への手紙から
ねたきり老人などの長期介護者にねぎらいを
このコーナーは「市長への手紙」をお寄せくださった人の中から、意見・提言などを紹介します。今回は、船津の桶川寅吉さんの「ねたきり老人などの介護を15年以上続ける人の表彰」についてです。(「市長への手紙」の用紙は、各公民館などにあります。)
桶川寅吉さん
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<市長への手紙>
私は福祉関係に奉仕して約30年になります。最近、老人人口が増加し、国をあげて老人ケアが叫ばれています。富士市としても、在宅福祉については全市をあげて取り組み、昨年から実施の介護者慰労金(3万円)の支給は、市の英断として福祉に参画する我々も、あらゆる対外的協議の場で誇示しています。
さて、我々が老人ケア推進に当たり、在宅痴呆ねたきり老人を調査すると、長期介護の人々には、しみじみ頭が下がります。
そこで、これまで10年以上介護を続けている人を年1回、社会福祉協議会で表彰していますが、15年以上介護を続けている人には、市長名で表彰してくださることはできないでしょうか。
早速感謝状を贈呈
<市長の答え>
市長への手紙ありがとうございました。
桶川さんがおしゃるとおり、これから高齢化社会が進むに従って、老人福祉はより一層きめ細かいものが必要となります。
現実の問題として、一たびねたきり老人や痴呆老人になってしまうと、本人はもとより介護者の苦労ははかり知れないものがあります。そこで、昨年度から介護者の皆さんの労を少しでもねぎらおうと、慰労金を支給することにしました。
また、御提言いただいた15年以上介護を続けている皆さんの表彰については、重度障害者の介護者も含めて、ことしの社会福祉大会から感謝状を贈呈させていただくことにしました。
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( 写真説明 ) ことしから15年以上介護した人に感謝状を贈呈
添付ファイル
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