本市場(もといちば)
本市場村は米ノ宮浅間神社付近に早くから開発された村で、古くから「市」が立ったところなので本市場と呼んだものです。
本市場は江戸時代に吉原宿と蒲原宿との中間の茶屋、間(あい)の宿として繁栄しました。ことに富士川の渡船場を控えてにぎわい、幕末には宿泊設備もありました。
この村は明治22年、他の15か村と合併して加島村をつくりました。
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