大村恭一(おおむらきょういち)さん 岳陽中学校3年生
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顔には青春のシンボルがににぎやかで、笑い顔にはあどけなさが残る中学3年生。でも、体格がとにかく立派。身長は176センチメートル、体重76キログラム、腕の太さは並の大人でもかないません。
柔道を始めたのは、広見小5年のとき。若いころ柔道で鳴らした父・栄治さんの勤めです。恵まれた体と天賦の才能の上に練習熱心という努力が結びつき、メキメキと力をつけました。中学では1年生からレギュラーとして活躍し、最後の中体連で見事今回の快挙をなし遂げました。
全国大会へ行っても「まったく緊張しなかった」という心臓の持ち主。岳陽中顧問の内田先生は「本人の素質はもちろんですが、いつも自発的に練習に取り組む姿勢がすばらしい」とひたむきさを評価します。
大村君がいつの日か、地元の声援を受けて、日本のひのき舞台に登場するのも、夢ではないような気がしました。