森島 澤田基司さん一家
家族でできる国際交流の一つに、外国人を自分の家に受け入れるホームスティがあります。今回は、ホームスティを積極的に受け入れている澤田基司さん一家におじゃましました。
6月にアメリカ人、7月にイスラエル人、8月にイタリア人と西ドイツ人夫婦というのが、最近澤田さんちを訪れた外国人。市内で毎月外国人を受け入れているというのは、おそらく澤田さん一家だけでしょう。
ホームスティを始めたのは74年。英会話グループで知り合った基司さんと佐美子さんが結婚し、さまざまな機関のホームスティ募集に応募したのが、きっかけです。
基司さんはプラントエンジニア。海外出張も多く、二人は東南アジア各国やイタリアに長期滞在しました。その後、4年間ブラジルに移住したこともあります。こうした豊富な海外経験からか、日本人にありがちな過剰な外人意識はまったくなく、積極的にみずからも楽しんでホームスティを行っています。
お二人はホームスティのだいご味を「初めて会った外国人でも一緒に生活すると、言葉や宗教・文化を乗り越えた人間的触れ合いができます。また、富士にいながら、外国の風に当たれますよ」と語ります。そういうわけで、子供の洋司君(富士南小4年)と奈美ちゃん(同小2年)も国際感覚は充分。国際交流のモデル家族と言えるのではないでしょうか。
左から佐美子さん、奈美ちゃん、洋司君、基司さん
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