日本では嫌煙権が次第に認知されつつあります。禁煙車、禁煙タイムなど愛煙家にとっては肩身の狭い場所がふえてきました。
ところが、中国社会では、たばこはコミュニケーションの道具として大きな役割を果たしています。
皆さんが、もし、嘉興市を訪れるようなことがあれば、もてなしにお茶とたばこを必ず勧められるでしょう。たばこを吸わないでいると、帰りにはそのたばこを持って帰るよう勧めてくれるはずです。
中国において、たばこは嗜好品というより、もっと一般的な愛好品といってよいでしょう。
愛煙家にとってはうらやましい限りの中国ですが、日本のように街に吸い殻が落ちていたりしません。また、混雑している場所などで喫煙している人も、あまり見かけません。愛煙家のマナーは中国に軍配が上がりそうです。
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( 写真説明 ) 中国のたばこ