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【広報ふじ昭和63年】園芸コーナー

夏場の水やりのコツ

 梅雨が明けると、連日強い真夏の太陽が照りつけ鉢植え植物の水やりが大変な季節となります。
 鉢への水やりは、鉢土の表面が白っぽく乾いたら、鉢底から水が流れ出るほどにたっぷり与えるのが原則ですが夏は乾きが早く、一日に2回以上の水やりが必要な日もあります。鉢が小さければ小さいほど、浅ければ浅いほど頻繁に水を与えなければなりません。
 水やり回数を減らすには、水をたっぶり与えます。バケツなどに水を入れ、この中に鉢底を漬けて水を吸わせてやると十分に鉢土に水が浸み込み、乾きが遅くなります。また、特に風通しのよいベランダなどは、コンクリートが焼け、水やりの頻度が高くなりますので、二回り程度大きな鉢に移し、植木鉢を二重にし、間に土を詰めると鉢土の温度が下がり乾きが遅くなります。
 夏は家族連れで旅行に出かける機会が多いものです。4〜5日なら育苗箱にビニールを敷いたり、底穴のない発泡スチロールに3〜5センチメートルの水をためたプールをつくり、この中に鉢ものを入れ、直射日光の当たらない明るい日陰に置きます。帰ったら必ず元の水やり方法に戻します。
 なお、夏の間意識的に水やりの回数を控えると花芽がよく出来る春咲きの花木、節間を詰めて育てたい盆栽、高温・多湿に弱い高山性植物などの場合は、さらに植物に合った水やり方法が必要になります。

- 図表あり -
( 図表説明 ) 水やりの工夫
添付ファイル
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