嘉興双橋農場は高品質の農作物を効率よく生産する国営農場です。特に、稲・麦・牧畜を主体とし、果樹園や淡水魚の養殖なども行っています。耕地面積は25.3ヘクタール。1986年の穀物生産量は211トン、豚の出荷量は5,000頭以上、養殖淡水魚は106.6トン、果物12.9トンで、総生産額は105万元(約3,675万円)です。
ここでは単位面積当たりの生産量を向上させるために、年間を通じて大麦・小麦・野菜類の後、早稲、晩稲の三毛作を実施しています。また、品種改良を重視し、機械化も進めています。
現在の農場労働者は101人。労働者一人当たりの平均年収は1,500〜2,000元(約5万2,500円〜7万円)。国の基準を上まわる生産物については労働者の収入となるため、生産の積極性が高まっています。定年は男60歳、女50歳で労働者の生活条件は、近年明らかに改良されてきました。
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( 写真説明 ) 清潔な豚舎