滝川椿田線地域活性化有志の会の皆さん
「自分の生まれたところから活気がなくなるのを見ていられない」と、地味ですが独自な活動を続けているグループがあります。今回はこの「滝川椿田線地域活性化有志の会」の皆さんにおじゃましました。
原田小学校南の道を東に進むと、季節の花の咲く白いフラワーポットが目に入ります。このフラワーポットは古タイヤを利用し、すべて手づくり。滝川椿線地域活性化有志の会の皆さんが地区の協力を得てつくったものです。
中心メンバーは床屋の後藤和幸さん、郵便局の鈴木正邦さん、酒屋の林利昭さんの3人。地元で生まれ育った皆さんです。
きっかけは「去年の春、3人で飲んでいるうちに、いつの間にか寂しくなってしまった通りを何とかしようということになって…」と鈴木さん。
ですから、会の雰囲気は「地域活性化有志の会」というかた苦しい名前とは裏腹にざっくばらん。
活動は月2・3回、都市計画通路や地域の話題を勉強してきました。
そして、とりあえず出た結論は、だれもが自分の郷土を誇りに思い、連帯感のある街づくりに向けて行動を起こすということでした。
まず第一に行ったのが、初めに述べたフラワーポットづくり。自分の家の前のポットを、各自で管理してもらったことから、地域の話題づくりができました。
今は「かぐや姫や湧水を利用した街づくりを考えている」という皆さん。新しい街づくりのスタイルといえるでしょう。
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( 写真説明 ) フラワーポットを囲んで、(左から)林さん、後藤さん、区長の池田さん、鈴木さん