田子の浦・鈴川海岸の防潮堤の高さは、18メートル〜20メートルあり日本一てす。
江戸時代、吉原の宿は元吉原から依田橋、現在の吉原本町通りへと所がえしましたが、いずれも高波や津波による被害を受けたためでした。
その後も、安政元年や明治32年の大津波など海岸地区の人々の生活は、高波や津波との闘いだったといえるかもしれません。
昭和41年9月、岳南地区を直撃した台風26号は、高波で15人の死者を出すという大災害となりました。当時の防潮堤の高さは13メートルで、以後、現在の高さにかさ上げされました。以来、高波や津波による被害はありません。
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