秋山満代(あきやまみつよ)さん 宇東川町2(33歳)
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「自分で書いたものが活字になるのは、やっぱりうれしいですね」と喜びを語る秋山さん。温和な表情にえんじ色のカーディガンがよく似合います。
文章を書き出してまだ3年目。今回受賞した作品「フォース」は大学卒業後しばらく勤めたテレビ局でのことを書きました。
6歳の拓也君と4歳の雄太君を寝かしつけ、一段落した夜9時半ごろが、机に向かう時間。受賞作は1日5枚のペースで、10日間ぐらいで書き上げました。
ふだんから気づいた事をメモし、読んだ本の感想や好きな文章を書きとめるなど、まめな努力が実を結んだといえます。
家業は八百屋さん。家事・育児と多忙な中で文章を書くことは、「時間に流されない人生のあかし」といいます。
家の中には壁新聞がいっぱい(親子で月1回つくる「秋山新聞」の編集長も務めています。