本市は、現在、中国浙江省嘉興市と友好都市提携に向けて交流を深めています。
また、最近の国際化時代を反映して市民の海外交流も活発に行われています。
そこで、市内にお住まいの外国の人たちにそれぞれ自国のお正月の様子などについて、話を伺ってみました。
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( 図表説明 ) 「あけましておめでとう」って外国語では何て言うか知ってるかい?
日本のお正月ってどんなかしら?もちつきをしてみたいわ。 ドリア・ランソンさん(アメリカ)
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( 写真説明 ) 富士東高校に留学しているドリアさんは茶道に興味を持っています
富士山ってステキね。私、赤い富士山が大好き。
アメリカではお正月よりクリスマスが重要ね。12月はたくさんのパーティーがあるわ。イブには教会のキャンドルミサに参加します。
クリスマスの朝のプレゼントがとても楽しみ。クリスマスカードに新年のあいさつも書いたりするわ。ニューイヤーはいつもと同じ生活です。だから、日本のお正月とても興味があるわ。もちつきしたいな。
お正月はお年玉がもらえるから子供たちが一番楽しみなんですよ日本と一緒ですね。 周漢生さん(シュウカンセイ)さん
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( 写真説明 ) 中国の民族楽器「ニ胡(アル・フー)」を弾く周さん
中国では旧の正月が一番にぎやかてす。でも、子供たちにとっては、お正月は最大の楽しみの一つです。それは、日本でも一緒ですが、お年玉がもらえるからです。大みそかには、子供たちが色とりどりのちょうちんを持って近所をまわります。
元日には両親のところへ集まって飲んだり食べたりしながらマージャンやトランプなどのゲームを楽しみます。
大みそかには友だちの家でパーティーを開き、一年の区切りをつけます。 サイモン・ヴアーナムさん(イギリス)
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( 写真説明 ) サイクリングが趣味というサイモンさん
イギリスの年末年始の休みは、クリスマスを中心として、12月24日から1月1日までです。イギリスのお正月は、元旦より大みそかがにぎわいます。大みそかには、友だちの家などに集まってパーティーを開きます。
そして、午前0時が近づくと、ほたるの光が流れ、0時になると一斉に「ハッピー・ニュー・イヤー」とあいさつを交わします。家に帰る途中でも、道行く人とあいさつし、新年を祝います。
テレビや本で日本の料理を勉強しています。お正月にはお雑煮をつくります。 リデア・イデさん(フィリピン)
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( 写真説明 ) 井出さん一家(左から友子さん、芳忠さん、リデアさん、玲央梨(レオナ)ちゃん)
大みそかの夜、教会ではミッドナイトミサがあります。年が明けると同時に花火が上かり、飾り付けた車が、空き缶や鈴をひもで垂らしてにぎやかにマニラ市内を走り回ります。
お正月には、アドボウという鳥肉のスープや、モチ米をココナッツの葉で蒸したスーマンというお菓子を作ります。日本の料理も得意ですよ。テレビて毎日、料理の特訓をしています。
タイのお正月の料理はカウトムです。おいしいですよ。 ユバー・イトウさん(タイ)
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( 写真説明 ) タイの民族衣装をまとったユパーさん
タイのお正月は、比較的日本と似ています。
元旦には、新しい服を着て、米・おかず・花などのお供えを持って家族でお寺へ行きます。
日本の初もうでのようなものです。その後、両親の家に兄弟が集まり、一緒に食事をします。正月の料理で代表的なものは「カウトム」です。これは、もち米とバナナをバナナの葉っぱにくるんて蒸したもので、どこの家でもお正月に食べます。