社会のために長い年月、尽くしてきたお年寄りを敬(うやま)い長寿を祝う敬老会が、ことしも9月10日から15日まで各地区25会場で行われます。
お年寄りが明るく、楽しい生きがいのある生活ができるよう、また近い将来の自分自身の問題としてお年寄りと触れ合いながら考える機会としたいものです。
市内の最高齢者は加藤あきさん
市内の最高齢者は、加藤あきさん。静かな田園風景の広がる川尻にお住まいです。明治19年3月4日生まれで、ことし101歳になりました。
以前、転んで足を痛めてからは嫁のつなさんが面倒をみていますが、耳が遠くなったこと以外、昔のこともよく記憶していて元気です。食事も3度きちんととり、好物は寿司とウリもみだそうです。
あきさんのほか、今年100歳以上になるお年寄りは市内に8人います。この中で今年度100歳を迎える人は2人です。
大久保にお住まいの佐野だいさんと、滝川にお住まいの鈴木喜助さんです。
敬老会招待者は1万333人
ことしの敬老会招待者は、大正4年9月15日以前に生まれた72歳以上のお年寄りで、市内には、1万333人います。
これを年代別、性別にみると72歳から79歳までが男性2,876人、女性4,230人、合計7,106人。80歳から89歳までが男性1,033人、女性1,901人、合計2,934人。90歳以上は男性76人、女性217人、合計293人となります。ちなみに、100歳以上は、男性2人、女性7人となっています。
この敬老会招待者の中で、人生の苦楽を相携え、ともに味わってきた結婚50年の金婚式を迎えるご夫婦は、上和田町の渡井良郎さん(74歳)、ひさ子さん(73歳)ご夫婦を初め227組あります。
なお寝たきりのお年寄り300人には地区担当民生委員から市長の色紙を添えて慰問品を贈ります。
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( 写真説明 ) 百歳のお祝いを受ける佐野だいさん
( 写真説明 ) 鈴木幸助さん(原田)
( 写真説明 ) 8月15日で100歳になりました。きちょうめんな性格で、和菓子が大好物。
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( 図表説明 ) 各地区敬老会の日程表
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( 写真説明 ) 昨年の敬老会々場風景