太陽がまぶしい季節ですが、夏休み中に親子で植物の観察をしてみませんか。野外に出て実際に植物に接してみると、花や形が異なり多くの種類があることに気づくでしょう。さらに、いろいろな植物を比較して観察してみようという意欲が起こります。
夏休みに、低学年なら身近な草花や庭木、高学年なら野草の植物採集をして、名前や特徴を覚えるのも楽しいものです。大人も子供と健康的に触れ合うことができ、ハイキングや旅行のときにも、花や草に興味があると一層楽しいものになります。
植物の観察や記録の方法として植物標本があります。夏休みを利用して自然観察を兼ねた植物採集に親子で挑戦してみてください。
1.植物を採集したら、すぐに野冊(やさつ)に挟み込みます。
2.帰宅後、新聞紙を二つ折りにし吸い取り紙(ティッシュでも可)と一緒に挟み込み、押し板とおもしを載せます。吸い取り紙は、7日目までは1日1回10日目までは2日に1回、以降はそのまま放置し、2週間で押し葉のでき上がりです。
3.台紙に押し葉をとめ、ラベル(名・採集地・年月日を記入)を張って、標本のでき上がりです。
*植物保護のため、必要以上の採集はやめましょう。
- 図表あり -
( 図表説明 ) 野冊