【広報ふじ昭和62年】県下でトップクラスに成長 富士シルバー人材センター
契約金額が2億円を突破
高齢者事業団「富士市シルバー人材センター」は、高齢者に就労を通じて、「生きがい」「健康の増進」「収入の確保」を−と昭和55年、県下で初めて設立されました。
昭和61年度の事業実績報告によると、受注件数、契約金額、会員数など順調な伸びを示し、その規模、内容は県下でもトップクラスの組織に成長しました。シルバー人材センターでは、60歳以上の健康で働く意欲のある人の入会を待っています。
ていねいな仕事内容
昭和61年度、シルバー人材センターの事業実績は、受注件数3,735件(前年度比 15.2%増)、就労した会員、延べ7,154人、契約金額は、2億1,712万円(前年度比 14.6%増)となりました。
特に、契約金額は、設立以来初めて2億円を突破しました。また、会員数も、設立以来の目標である700人を超え、707人となり、県内10の法人シルバー組織の中でトップクラスとなりました。
これは、会員のていねいな仕事内容、企業の減量経営化に伴う利用増などの理由があげられます。
企業からの依頼は、工場・事業所内外の草取りや掃除など軽作業が主体となっています。
また、一般家庭からの依頼は、植木の手入れや造園、障子・ふすまの張り替え、草取りが主な作業です。
活力ある社会づくりを
シルバー人材センターは、単に仕事のあっせんだけでなく全員の技能向上のための訓練及び研修、親睦を深めるための旅行や健康相談などの活動を行っています。
また、精神薄弱児(者)の社会復帰を助ける「ふれあいバンク」との協同作業、富士まつり会場などの清掃奉仕作業、さらには、地域の子供に「おはよう」「元気かね」と一声かける「声かけ運動」など多彩な活動を展開しています。
これは、高齢者も社会の一員として、活力ある社会づくりに積極的に参加しようとするものです。
あなたも会員になってみませんか
今後、ますます進む高齢化社会。健康の維持に、仲間づくりに、あなたも会員になってみませんか。
詳しいことは、シルバー人材センターへお問い合わせください。 電話番号 53-1150
- 写真あり -
( 写真説明 ) 奉仕作業
( 写真説明 ) 植木の手入れ
添付ファイル
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広報広聴課 (市庁舎8階北側)
電話:0545-55-2700 ファクス:0545-51-1456
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