今回は嘉興市のごく平均的な家族の生活を紹介します。
都市部の若い世代は、日本でいう核家族化が徐々に進んでいます。夫婦に子供1人の3人家族というのが平均的で、労働は1日8時間、週48時間です。
ほとんどの夫婦は共働きで、紡績業や製紙業に従事する人は、3交代勤務もあります。
家事は夫婦ですべて分担しており、夕食は早く帰った方が支度します。そのため、料理はお父さんの方が上手な家庭も多くあります。夕食の時間は長く、家族の団らんをして過ごします。
夜はほとんどの家に普及した白黒テレビを見たり、仕事の勉強をします。
一般の労働者の賃金は月80元〜90元(3,400〜3,800円)ぐらいですが、物価も日本では考えられない安さです。都会の人々は、各企業や政府機関の建てた家に住んでおり、38〜40平方メートルの広さで家賃は月3元(約130円)です。日常生活品も電化製品等を除いて、日本に比較して安いものが大部分です。
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