原田清流子供太鼓
滝川のせせらぎが大海に流れる様を表現した「原田清流子供太鼓」。3月29日に保存会が発足し、子供たちは、ばちを握る手に一層カが入っています。
今回は太鼓の練習場におじゃましました。
「トントン…」「そいゃ」と元気のよい子供の声と太鼓の音が、原田小学校に響きます。
原田清流子供太鼓は毎週土曜日の午後、原田小学校を会場に、地域の小学生約30人が集まって練習を重ねています。
昭和59年に結成され、最初は青竹や古タイヤ、神社に伝わる古太鼓などで練習をしていました。
ことしの3月、その実力を認められ、自治総合センターから助成金を受けて5基の太鼓を購入しました。
3月29日には保存会の発会式が行われ、地域を代表する組織となってきています。
「太鼓をたたくと、お母さんにしかられてもすっとする」という現代っ子も一たびばちを持つとその目は真剣。「集中力、自己表現力が身に付き、元気のよい子になる」と言う指導者のことばがうなずけます。
「打てば響く人間になるのが、原田清流子供太鼓の心です。」と保存会会長の桜井久さんは語ってくれました。原田清流子供太鼓は地域のまちづくりにも大きく頁献していると言えるでしょう。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 原田清流子供太鼓の皆さん