21世紀に向けた課題の一つに、国際文化交流が上げられます。現在、富士市は中国浙江省嘉興市と友好交流を深めています。市民からも「嘉興市ってどんなところ」との声が聞かれます。
そこで、嘉興市とはどんなところか、今回からシリーズで紹介します。
嘉興市は揚子江の河口、上海の南に位置する浙江省にあります。大阪空港から上海まで飛行機で2時間15分、上海からは南西に約100キロメートルの距離です。嘉興市は市部と郊区、嘉興・平湖・海寧・海塩・桐郷の5県からなり、総面積は3,915平方キロメートル(静岡県の約半分)、市部の人口は約20万人で総人口は約300万人です。
地形は平地が88%で、ほぼ平坦。海岸線は124キロメートルあります。気候は温和で、年平均気温15.5度〜15.8度、最も暑い月(7月)は平均気温28.1度〜28.4度、最も寒い月(1月)は平均気温2.7度〜3.3度です。降水量は、年平均1,100〜1,200ミリメートルです。四季は明瞭で、気候はおおむね富士市と同じと言えます。
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( 写真説明 ) 嘉興市の市街地