新富士市の誕生
昭和41年11月1日、吉原市・富士市・鷹岡町の2市1町が合併し、現在の富士市となりました。
政治・経済・文化など密接な関係にあった2市1町には、古くから合併の動きがありました。昭和32年3月には富士商工会議所で合併促進決議が行われました。昭和36年3月、吉原市は他市町に先駆けて合併促進特別委員会の設置を決議しましたが、具体的な問題とはなりませんでした。
昭和38年、知事公舎で合併促進のための懇談会が行われ、9月には第1回岳南広域都市行政連絡協議会が開かれました。これは実質的な合併研究の協議で、機運は高まりを見せました。
昭和40年、協議会は合併が望ましいという結論を出し、合併促進協議会に切りかわりました。以後、新市の名称、新市庁舎の位置などの調整が行われ、合併に至りました。
*「富士のあゆみ」は今回で終わらさせていただきます。次号から、新たな企画で登場します
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( 写真説明 ) 合併調印式