坪内一哲(つぼうち かずのり)さん(36歳)
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野球ファンでなくても、昭和54年夏の富士高甲子園フィーバーは思い出されるもの。
坪内監督は、そのフィーバーの2年後から監督となり、ことしで6年目。日焼けして引き締まった顔は頼もしく、選手を追う目は厳しさを感じさせます。
監督自身、富士高野球部のOBで、選手時代は捕手で中軸を打ち、主将として活躍しました。
監督就任後は生徒に「練習をやらせるのでなく、自主的に取り組むよう」指導してきました。
また、監督の野球は、いわゆる野球ばかをつくることではありません。「野球がうまい、へたは二の次。一生懸命取り組むことを学んでほしい。」という哲学かあります。この辺が全員野球の秘訣かもしれません。
「今回の優勝はもちろんうれしいですが、卒業生でゲームに出れなかった生徒がグラウンドに来てくれるのが一番うれしい。」という人情派でもあります。坪内監督、がんばってください。