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【広報ふじ昭和61年】まちかどネットワーク 我がまちを語る

人と自然が調和する心豊かな住みよいまち 大渕

 大渕地区は、市の北部に位置し、富士市の3分の1以上を占める広大な地区です。地区は、富士山の裾野に広がる自然林や富士ヒノキに代表される人工林で覆われている北部地域と、集落が形成され、茶栽培を中心とする畑作農業が行われている南部地域とからなっています。特に、この地域の茶栽培は大規模で、気候にも恵まれ良質なやぶ北茶を産出しています。
 西端の次郎長地区は、侠客清水次郎長が明治8年〜17年までに76町3反歩の畑を開墾した地域として知られています。
 近年、大渕地区は、地区を南北に通じる富士裾野線のほか主要道路の整備が進められ、城山、希望ヶ丘、大峯などの民間分譲団地が形成され、新興住宅地としてベッドタウン化し、人口急増地区となっています。丸火自然公園は、自然林100ヘクタールを利用した公園で、自然観察の場として市民の憩の場となっています。また、南端の富士総合運動公園は、市民のスポーツの場として整備が進んでいます。

純朴でまじめ

藤田良男さん 大渕2丁目(67歳)
- 写真あり -

 昔の大渕は、僻地という言葉がぴったりあてはまるところでした。
 何といっても水がなく、人々は天水や沢の水などに頼って生活し大変な苦労をしました。落花生やサツマイモなどの農業、林業、養蚕が主な産業でした。
 昭和30年に吉原市となってから、水道の普及や道路拡張が行われ、徐々に生活も向上してきました。当時は、町の人に対して生活水準の遅れから劣等感を持っていたものです。
 それが、自動車の普及もあってどんどん開け、現在のようになりました。
 純朴でまじめ、人情味が厚いという大渕の人々の特徴は、昔の名残りと言えるでしょう。
 将来は広い土地のある大渕に大学を誘致してもらい、文教地区として発展してほしいと思います。


- 図表あり -
( 図表説明 ) 大渕地図
( 図表説明 ) 人口  12,982人
( 図表説明 ) 世帯数 3,290世帯
( 図表説明 ) (61年10月1日現在)
( 図表説明 ) 面積  74.0平方キロメートル

- 写真あり -
( 写真説明 ) 丸火自然公園は自然林100ヘクタールの広さ
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