【広報ふじ昭和61年】50年後に夢を託して
タイムカプセルを広見公園に埋設
昭和41年11月1日に新生富士市が誕生し、ことし20周年を迎えました。
この記念事業として、タイムカプセルを製作し、今の富士市と市民の姿を後世の人たちに明確に伝える資料をいっぱい入れ、広見公園に埋設します。
タイムカプセルをあけるのは、50年後の2036年です。
純チタン製のカプセル
このタイムカプセルは、三体からつくられていて資料を入れるステンレス製収納箱は、内径約49センチメートル、内高約23.5センチメートルの円柱形箱4個を重ねたものです。
この収納箱は、ステンレス製のカプセル内容器に収め密封されます。カプセル内は保存を確実にするため、空気を抜いて不活性ガスを入れます。
ステンレス製内容器は、さらに優れた強度と耐蝕性のある純チタン製のカプセル本体に収納されます。
カプセル本体は高さが約130センチメートル、直径56センチメートルで資料を入れると全体で200キログラム以上になります。
盛りだくさんの資料
“富士山をシンボルにみどりあふれる文化と産業のまち”を目指し、21世紀に向けて市民と行政が一体となり、子孫に誇れるまちづくりの実現に向けて邁進している現在の富士市の姿を後世に伝えるためのさまざまな資料を四つの分野に区分して収納します。
また市長・議長のメッセージと市内の小・中学生・一般市民から公募した20周年記念論文・作文の入賞作品を市民のメッセージとして一緒に収納します。
◇生活文化に関する資料
・現在使用されている貨幣
・11月1日発行の新聞
・郵便はがき、切手
・レコード、ビデオテープ
・週刊誌・月刊誌
・電化製品・自動車・時計・カメラ・インスタント食品等のカタログなど
◇教育文化に関する資料
・教科書・ノート
・市史・教育史
・絵画・作文
・文化財関係資料
・学用品カタログ
・テスト用紙
・文化・スポーツ団体一覧表など
◇産業経済に関する資料
・各種統計調査書
・商店街写真
・観光写真
・商工名鑑
・農機具・林業用具カタログなど
◇行政に関する資料
・都市計画図
・市旗
・ふじ21世紀プラン
・公共施設一覧表
・市例規集
・予算書・決算書など
広見公園に埋設
タイムカプセルの埋設は、後世に現在の富士市の姿を紹介するという歴史的価値あるものですから場所は市民の憩いの広場である広見公園内(ふるさと村)とします。
また、位置を明確にするため、埋設箇所にモニュメントを設置します。
タイムカプセルは、12月中に埋設し、50年後の西暦2036年に開封されます。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 左から収納箱、本体、内容器
添付ファイル
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広報広聴課 (市庁舎8階北側)
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