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【広報ふじ昭和61年】ふるさとの昔話

天間に伝わる 親孝行な重介

 よい子の皆さんは、家でお手伝いをしますか。昔、天間の重介という子供は、目の見えないお母さんと二人暮らしで、とてもよく働きました。今回は、重介少年のお話です。


母親思いの重介

 昔、天間に重介という男の子がいました。3歳のとさ、お父さんが病気で亡くなり、お母さんと二人で暮らしていました。
 重介が6歳のころ、お母さんが突然重い病気にかかり、目が見えなくなってしまいました。重介はまだ小さいのに、お母さんの面倒をみたり、かわりの仕事もしなければなりません。近所の人は気の毒に思い、ときどき食べ物を届けてくれました。重介は、ほかの家の手伝いをして、お米やみそをもらい生活していました。


熱にもめげず働く

 9歳のときです。重介は高い熱を出して働けなくなり、食べ物が何もなくなってしまいました。
 そのとき、目の見えないお母さんが、近所の人に助けてもらおうと外へ出かけようとしました。それを見た重介は、お母さんを家へ連れ戻し、ふらふらしながらよその家へ行って手伝いを始めました。
 この様子を見た近くの人たちは いろいろなことで重介親子を助けてあげました。
 昼は賃仕事をし、夜は母をいたわる重介のことが殿様に知れ、「お母さん思いの子だ」といって、ほうびをくださったそうです。


親孝行はいいね

 重介のお墓は、天間南にひっそりと建っています。すぐ隣に住む杉山辧作さん(73歳)は「江戸時代の年号が書いてある古いお墓で、戦後になっていわれを聞きました。お墓をまつる人もないのでうちでまつっています。親孝行はいつの時代でもいいことですね。」と語ってくれました。

- 写真あり -
( 写真説明 ) 重介のお墓
( 写真説明 ) 杉山さん
添付ファイル
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