厚原中のお地蔵さんのお祭りでは絶えて久しかったおはやし。それを家族あげて復活させたという、とってもにぎやかな鈴木さん一家におじゃましました。
5、6六年前、青年会の役員をしていた光則さん(42歳)は、公会堂でほこりにまみれた太鼓を見つけました。光則さんも奥さんの貞江さん(42歳)も根っからのお祭り大好き人間。太鼓を見つけた光則さんの頭に祭りばやしが広がったのは、言うまでもありません。
そしてこの夏、厚原中のお地蔵さんの祭りで、光則さんは太鼓を復活させました。たたく人は鈴木家の家族5人。光則さんと長男辰弥君が大太鼓、長女香余さんと次女由佳さんが小太鼓、貞江さんが鐘を担当します。
笑い声が絶えず、ネアカの鈴木家のこと、豆だらけになった手の痛さも忘れて、すばらしいリズムを披露しました。
ひげが自慢の光則さんは「最近は社会が全体的にクールになって地域の行事に元気がありません。太鼓を通して楽しみながら地域の和ができれば…」と考える熱血漢。
これからの課題は、芽が出たばかりの太鼓をいかに継続するかということ。来年は近くの子供たちにも広め、将来は「丘ばやし」をつくりたいと考えている皆さんです。
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( 写真説明 ) 写集左から光則さん、辰弥君、由佳さん、貞江さん、香余さん