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【広報ふじ昭和61年】富士のあゆみ

昭和41年から昭和61年 着実に、たくましく20年

昭和41年といえば、NHKの「おはなはん」が茶の間の話題をさらった年。物がどんどん値上がり、物価戦争ともいわれた年です。
 富士市はこの年生まれ、20歳に成長しました。市民の皆さんの20年と富士市の20年を重ね合わせてごらんください。

History

昭和41年(1966年)
 ・吉原市、富士市、鷹岡町が合併して新富士市ができる。人口16万4,932人。
 ・初代市長に斉藤滋与史氏が当選。
昭和42年(1967年)
 ・富士市の市章と市民歌ができる。
 ・「交通安全都市宣言」を行う。
 ・岳南食肉センターが操業を開始。
 ・今泉沖田地先で弥生時代後期の遺跡を発見。
 ・精神薄弱児施設ふじやま学園が完成。
昭和43年(1968年)
 ・市民の花(バラ)、市民の木(くすの木)が市民の応募によって決まる。
 ・東名富士インターチェンジが開通。
 ・港まつりを富士まつりに改称して盛大に実施。
 ・行政事務に電子計算機を導入。
昭和44年(1969年)
 ・富士川火力発電所建設にかかわる事件発生。
 ・企業と公害防止協定を結び始める。
 ・国鉄身延線が市内で西回りに変更され同時に複線化される。
 ・市文化財保護条例に基づき、初の文化財(内行花文鏡・五輪塔など)を指定。
昭和45年(1970年)
 ・新市庁舎完成。4月1日開庁する。
 ・二代目市長に渡辺彦太郎氏当選。
 ・精神薄弱者施設くすのき学園が完成。
 ・富士川に工業用水専用の水管橋が完成。
昭和46年(1971年)
 ・公害病患者の医療救済が始まる。
 ・田子の浦港のヘドロ処理作業が始まる。
 ・吉原遺族会一行を乗せた全日空機が墜落。会員122人が死亡。
昭和47年(1972年)
 ・社会福祉センター「広見荘」ができる。
 ・第1清掃工場のごみ焼却プラント完成。
 ・商業販売額が1,000億円を突破。
昭和48年(1973年)
 ・市民プールができる。
 ・工業製造品出荷額が県下一となる。
 ・三代目市長に渡辺彦太郎氏当選。
 ・0歳児の保育を元町保育園で始める。
昭和49年(1974年)
 ・富士・愛鷹山麓の大規模開発を規制。
 ・丸火に少年自然の家、自然館ができる。
 ・ヘドロ埋立地を利用した富士川緑地公園ができる。
 ・7月7日の七夕豪雨で死者1人、被害総額15億円。
 ・公害病認定患者に医療費等を補償する。
昭和50年(1975年)
 ・住民登録人口が20万人を突破。
 ・国道1号線富士由比バイパスが開通。
 ・南富士ゴルフ倶楽部の強行建設に市民団体が抗議。
 ・重度障害者福祉手制度が発足。
昭和51年(1976年)
 ・公設地方卸売市場がオープン。
 ・第2清掃工場し尿処理施設増設プラント完成。(1日110キロリットル処理)
 ・総合運動公園野球場がオープン。
 ・ロシアの軍艦ディアナ号のイカリが三四軒屋沖の海底から引き揚げられる。
 ・8月9日の集中豪雨、時間雨量94ミリを記録。
昭和52年(1977年)
 ・浮島工業団地造成事業完了、工場移転。
 ・蓼原大橋が開通。
 ・四代目市長に渡辺彦太郎氏当選。
 ・市民の生活環境をよくするための「生活緊急整備事業」がスタート。
昭和53年(1978年)
 ・世界で4番目の二重構造ブリッジ型溶岩洞穴が厚原で発見される。
 ・勤労者体育センターがオープン。
 ・市立中央病院にX線断層装置を導入。
昭和54年(1979年)
 ・大規模地震対策特別強化地域に指定される。
 ・下水処理場、西部浄化センターが通水を始める。
 ・富士木材センターがオープン。
 ・富士高校が甲子園へ出場。
 ・台風20号により柏原海岸に外国の大型貸物船が打ち上げられる。
 ・障害者福祉都市に指定される。
 ・製造品出荷額等が1兆円を超える。
昭和55年(1980年)
 ・県下初の高齢者事業団「富士市シルバー人材センター」が発足。
 ・国道1号線招津バイパス全線開通。
 ・ボランティアセンター「ほのぼの広場」ができる。
 ・社会福祉センター「田子浦荘」が完成。
昭和56年(1981年)
 ・市立博物館が広見公園内にできる。
 ・不燃ごみの分別収集が始まる。
 ・吉永第二小学校、吉原第三中学校の勢子辻分校が閉校される。
 ・五代目市長に渡辺彦太郎氏当選。
 ・寝たきり老人短期保護事業がスタート。
昭和57年(1982年)
 ・養護老人ホーム「駿河荘」オープン。
 ・総合運動公園に陸上競技場オープン。
 ・松岡瑞林寺の延命地蔵菩薩像、国の重要文化財に指定される。
 ・新幹線富士駅設置促進期成同盟会が発足。
 ・台風10号により東海道本線富士川鉄橋の橋脚が流出。
昭和58年(1983年)
 ・西富士道路埋蔵文化財発掘調査結果がまとまる。
 ・富士を映す水とみどりの市民公園「中央公園」の基本計画まとまる。
 ・富士市民憲章が制定される。
昭和59年(1984年)
 ・ボケ老人専用の「天間荘」が完成。
 ・「富士市施設利用振興公社」を設立。
 ・新市立中央病院オープン。
 ・彫刻のある橋、潤井川大橋が完成。
 ・国際植生学会シンポジウムを開催。
 ・東海道新幹線富士駅設置決定。
昭和60年(1985年)
 ・ふるさと村春まつりを開催。
 ・「片倉雨水貯留池」が完成。
 ・東海道新幹線富士駅建設着工。
 ・「核兵器廃絶平和都市宣言」を行う。
 ・六代目市長に渡辺彦太郎氏当選。
昭和61年(1986年)
 ・田子の浦港に山部赤人の歌碑を建立。
 ・新第1清掃工場が完成。
 ・緑に囲まれた斎場が完成。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 昭和41年の合併調印式
( 写真説明 ) 昭和48年に完成した市民プールはことしも大変なにぎわい
( 写真説明 ) 台風20号で打ち上げられた貨物船は当時大きな話題に(昭和54年)
( 写真説明 ) 最新鋭の設備を誇る第一清掃工場(昭和61年)
( 写真説明 ) 今は大きくさま変わりした市役所周辺
( 写真説明 ) これからも発展が期待される富士市
添付ファイル
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