【広報ふじ昭和61年】いつまでもお元気で
長い間社会のために尽くしてきたお年寄りを敬愛し、長寿を祝う敬老会が、ことしも9月9日から15日まで各地区25五会場で行われます。
9月15日の敬老の日から一週間は老人福祉週間でもあります。お年寄りが明るく、楽しい生活ができるよう生きがいについても考えてあげましょう。
市内の最高齢者は加藤あきさん
市内の最高齢者は、100歳を迎えた神谷にお住まいの加藤あきさんです。
あきさんは、円満な家族に恵まれ、朝5時ごろ起きて食事は1日3回規則正しくとり、毎回ご飯を茶碗一杯位食べているそうです。
以前、転んで足を痛めてから寝たり、起きたりの生活で、週に一度主治医に往診してもらっていますが、耳が少し遠くなった以外は昔のこともよく記憶しているし元気に生活しています。
あきさんのほか、今年度100歳を迎える人が市内には6人います。この6人のお年寄りには100歳の誕生日に、市長から長寿祝金が贈られます。
敬老会招待者は9,785人
ことしの敬老会招待者は、大正3年9月15日以前に生まれた72歳以上のお年寄りで市内には9,785人います。
これを年代別、性別にみると72歳から79歳までが男性、2,796人、女性4,057人、合計6,853人。80歳から89歳までが男性969人、女性1,695人、合計2,664人。90歳以上は男性69人、女性199人、合計268人となっています。
この中で、人生の苦楽を相携え、ともに味わってきた結婚50年の金婚式を迎えるご夫婦は、伝法2丁目の富士萬作さん(83歳)、くまさん(75歳)ご夫婦を初め67組あります。
なお寝たきりのお年寄り258人には、地区担当民生委員から渡辺市長の色紙を添えて慰問品を贈ります。
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( 写真説明 ) 100歳の祝い金を贈られた加藤あきさん
100歳を迎えるおじいさん、おばあさん
斉藤 しげさん(宮島)
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庭の掃除や好きな針仕事で、エプロンや雑巾をつくっている。
佐野 りきさん(元町)
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朝8時ごろ起きて、庭の掃除や草取りを日課にしている。
池谷 たいさん(神戸)
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いまでも自分の身のまわりのこと、洗濯、掃除などもしている。
高橋 いまさん(境)
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庭続きの畑を散歩したり、鶏の世話を日課にし、元気に生活している。
鈴木 太一さん(前田)
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梅、みかんなどを使った果実酒をつくり尋ねてくる人に振る舞っている。
一ツ山志ゆうさん(依田橋町)
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好きな編物をして毎日を過こしている。3日に1回位スーパーへも行く。
各地区敬老会の日程表
- 図表あり -
添付ファイル
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