生け垣のはたらきには 1．敷地の境界を示す 2．目隠し 3．防風・防火・防音などの役目があり、身近な自然として四季の変化を感じさせてくれ、緑豊かな町並みを創り出してくれます。
このようにすばらしい生け垣ですが隣家とのトラブルを防止したり、美しく保つためには樹木を健全に生育させるための維持管理を十分に行いましょう。
・形を整えるには…（イ）
・隣家とのトラブルを防ぐには…（イ）（ロ）
・樹木を健全な状態に保つには…（ロ）（ハ）
・生長を促すには…（ハ）（ニ）
・下枝の枯れ上がりを防ぐには…（ニ）
・部分的に枯れてしまった場合…（ホ）
（イ）刈り込む 生長の度合いを見て、見苦しくなった枝、隣地に侵入した枝は随時行います。花木は、花の終わった直後に刈り込みます。植えつけて数年の間は枝先だけ切り詰めるようにします。刈り込みは、生け垣の両端に支柱を立て目標の高さに縄を張り、この線に沿って刈っていきます。まず、上面を平らに刈り、側面は上部から下部に刈り下げます。美しく仕上げるポイントは、角をはっきり刈ることです。
（ロ）病虫害を防ぐ 通風、日当たりをよくし、施肥、灌水など通常の維持管理を十分に行います。病虫害は春から夏にかけて発生することが多いので、発生前の段階で予防することが大切です。
（ハ）肥料を与える（ニ）根切りをする 生け垣は葉を刈り込むので養分が不足し、古くなると根元や奥の方がすいてきます。通常は年1回冬季の施肥が必要ですがこのような場合は春早く根先を切って若返らせ施肥を行うと効果的です。
（ホ）補修をする 部分的に穴が開いたときは、周囲の枝を引っ張ってきて止める。
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