戴 旭東(たい きょくとう)さん 原田2丁目 38歳
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嘉興市と国際友好提携を進めるに当たって、一番の壁は言葉。今回、まさに友好の橋渡し役として活躍したのが戴さんです。
上海で大学の日本語教授をしていた戴さんは、中国で日本人の四条佳子さんと結婚。一昨年の5月、先に帰国していた奥さんのもとへ来日しました。
現在は東京の商社で中国貿易の営業を担当し、単身赴任しています。
戴さんを評して知人は「努力家」と言います。来日してから、「日本語をマスターするには実社会で学ぶのが一番。」と市民プールや飲食店で寸暇を惜しんで働きました。
こうして、日本人の考え方や生活習慣を肌で感じたことが、わかりやすい通訳として生きています。
「日本語は難しい。もっと苦労しなければだめですよ。」とあくまで謙虚。5月に訪中する市議会の調査団の通訳も勤めます。
週末には、奥さんと一人息子の健君のもとへすっ飛んで帰ってくる優しいお父さんでもあります。