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【広報ふじ昭和61年】まちかどネットワーク 我がまちを語る

緑と自然にかこまれ安全で文化の香り高き“ききょうの里” 富士南

 富士南地区は、富士市の西南端に位置し、富士川の河岸に沿った地区です。昭和53年、市立南小学校ができたのを契機に富士駅南地区の森島・宮下、田子浦地区の五貫島・西宮島・三四軒屋等11町内が合併してできた地区です。昔は、富士川の河原で、ところどころに集落があったにすぎませんでしたが、古郡三代にわたるかりがね堤の築堤により耕作地となりました。
 戦時中、五貫島一帯の地域は、旧陸軍の飛行場として接収されましたが、戦後、飛行場は解体、耕地整理が行われ、今の碁盤の目のような水田の広がる田園地帯に一変しました。現在、この地区は、産業の後背地としてベッドタウン化し、市内でも1・2位を争う人口急増地区となっています。
 地区の西側に広がる富士川の河原は、広大な自然を残し、田子の浦港のヘドロ埋立地は、富士川緑地公園として市民のレクリエーションの地となっています。

- 図表あり -
( 図表説明 ) ▲人口 1万2,087人
( 図表説明 ) ▲世帯数 3,349世帯(61年1月1日現在)
( 図表説明 ) ▲面積 4.49平方メートル

- 写真あり -
( 写真説明 ) 富士南地区の歴史は市立南小の開校から

新しい明るいまち

中山定雄さん 靖国(69歳)
- 写真あり -

 「昔は、私の家からも海が荒れている日には、波が見えたものです。砂浜は広く、浜にはぐみの木があったのを覚えています」と靖国に住む中山定雄さん(69歳)は昔をしのびます。「富士南地区は、駅南地区と田子浦地区の一部が一緒になってできた新しい地区なので合併当初は、うまくいくかどうか大変心配しました。しかし、両地区の人たちが、譲り合うところは譲り合い、お互い協力し合って非常にうまく溶け合うことができました。この地区は、他県の出身者も多いのですが、この人たちは故郷を離れているせいか、隣近所のつき合いを大切にし、地区活動も積極的に参加します。富士南地区を一言で表現すると“新しい明るく将来性豊かなまち”です」と語っていました。
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