文・三枝真由美
私たち富士見高等学校陸上部は、昨年、東部大会、県大会、東海四県大会で総合優勝を飾り、インターハイでは100メートルが2位、200メートルが4位、5位、そしてやり投げが3位という成績をあげ、総合では惜しくも優勝は逃しましたが、準優勝という輝かしい成績をおさめました。その主だった先輩方が卒業し、今度は私たちが3年生になり下級生を引っ張っていく立場に置かれました。今まで先輩方が伝統を守り築き上げてきた陸上部を任せられたとき「部長」という二文字が重く感じられ、本当に自分が25名の部員を引っ張っていけるかと考え、今でも不安になることがあります。
陸上競技は、自分との闘いに勝つことが記録の伸びにつながるので、単調で苦しい練習にも耐えなければなりません。
しかし、部活で苦しんだり、汗をかくことができる日も残り少なくなってきました。この限りある日々を充実したものにするため、花崎先生、稲葉先生のご指導のもとに部員一同、インターハイにできるだけ多くの選手が出場・入賞できるよう、全力を振り絞って頑張っていきたいと思います。
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( 写真説明 ) 放課後の練習