【広報ふじ昭和60年】お便りコーナー
あなたのお便りをお寄せください
このコーナーは、皆さんの意見交換の場とさせていただきます。テーマに基づいた、あなたの意見や提言などを、どしどしお寄せください。
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◇応募される人は 原稿用紙へ300字程度にお書きください。趣旨を変えないで原稿を直すことがあります。住所・氏名・年齢・連絡先を忘れずにお書きください。
◇送り先は 〒417 市内永田町1丁目100番地 市役所広報広聴課
原稿締切日は、毎月20日です。
今月のテーマ 旅と私
秋は旅行のシーズンです。交通機関の発達によって、私たちは気軽に旅を楽しめるようになり、海外旅行も身近なことになりました。
今回は、「旅と私」というテーマで、旅先での体験談などのお便りをいただきました。
ハワイの思い出
中山竹子さん 無職 浅間本町1(69歳)
- 写真あり -
火の女神ペレが住むというキラウエア火山を見学しようと、ハワイ島へ渡ったときのことです。
ホノルルを飛び立って間もなくコーヒーが二つ運ばれました。一つは窓側の友人に、もう一つは通路側の外国の中年婦人へ。するとどうでしょう、その外人がカップを「どうぞ」と差し出してくださったのです。「すぐ来ますので」と感謝の言葉とともに辞退しました。
間もなく3人のテーブルはにぎやかになり、うれしくなった私は包みの中からおせんべいを取り出して勧めました。「おせんべい、日本のクッキー」お茶を飲み、おせんべいをかんで見せました。彼女は戸惑った表情をして口に入れた途端、「おいしい、もう一つ」と言うように手を出しました。通路の向こうのご主人にあげるためにです。
ヒロの空港へ着いたときは、10年の知己に別れるように互いに手を振って、サヨナラをしました。私は温かい心をいただいたこの旅を決して忘れないでしょう。
ねぶた祭りのふれあい
市川芳子さん 主婦 西比奈3(29歳)
- 写真あり -
この夏、青森の龍飛岬(たっぴみさき)に住んでいる主人の友人を2人で訪ねました。
ねぶた祭りに参加するのが最大の目的でしたが、友人は海に潜り珍しい魚をとってくれました。奥さんも初対面のような気がしないほどのもてなしをしてくれたり、夫婦で歓迎してくれました。
ねぶた祭りでは、正装して汁びっしょりになって踊りました。自分たちも青森県人になったように感じ、若人と一体となることで、私たちが若返ったようなすがすがしい気分になりました。
このように普段味わえない、また味わえても、より一層心に残る人とのふれあいがそこにはありました。
今は主人と2人ですが、近い将来家族で旅行し、多くの人々と接することができるのを夢見ているこのごろです。
旅で自然を満喫
宮川木綿(ゆう)子さん 看護婦 一色(22歳)
- 写真あり -
私は旅でリフレッシュしています。
ゴールデンウィークやお盆はもちろん、連休になれば必ず出かけているといっても過言ではありません。親には「出かけてばかりで、男みたいだ」と言われています。
私の旅は長野や日光方面に車で出かけるものです。二つの目的がありまます。
一つは、ペンションに泊まること。
なぜペンションかと言えば、費用が安いということもありますが、食事のとき宿泊客全員が顔を合わせ、いろいろな人との出会いがあるからです。
もう一つは、自然を堪能することです。若い娘の旅行といえば、アンノン族を連想する人もあるかもしれませんが、私は人里離れて自然を満喫できるところが好きです。
星がとてもきれいという会津磐梯山へ行く計画をいまたてています。
テーマ
■12月は「音楽と私」
音楽は人の心をなごませ、豊かにします。ギター、ピアノなど楽器は身近にあり、カラオケを楽しむ人も多く見られるようになりました。
また、最近は市民オーケストラができるなど、工業都市富土市にあっても、音楽は重要な文化です。歌、楽器のこと、あるいは思い出の名曲など音楽に関するお便りをお寄せください。
■2月は「受験」
2月、3月は受験シーズンです。
受験は富士市の高校進学率(91.8パーセント)が示すように、大部分の人が一度は経験するものです。
受験生はもとより、家族もこの時期落ちつきません。受験は、人生の第一分岐点といえるかもしれませ。
受験についてのあなたの考え、体験談、家族の苦労談、マル秘合格法などをお寄せください。
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広報広聴課 (市庁舎8階北側)
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