「富士の型染」を体験学習
郷土の伝統工芸として着々と根づいてきた「富士の型染(かたぞめ)」。この型染の体験学習会が、9月13日、市立博物館で富士の型染グループ(小山もと子代表)の指導のもとに開かれました。参加した主婦ら22人は、型彫り(かたぼり)−糊置き(のりおき)−色さし・地染めなどの工程に従い、なれない手つきながらアサガオ模様のランチョマットを仕上げました。
「富士の型染」は、型紙を用いて模様を染め出す染色法です。江戸小紋、型友禅などと同じ型染のなかまです。
山麓の草木、栗、タマネギなどを染料に、着物、帯、カレンダー、年賀状まで幅広く染めることができます。
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( 写真説明 ) そうそう、型彫りはゆっくりていねいに……
( 写真説明 ) 手を動かさずに、型紙を動かすのがコツよ
( 写真説明 ) 糊置きは型染のポイントよ
( 写真説明 ) 糊がついたら静かにはがします
( 写真説明 ) 顔料を豆汁で溶いて染めます
( 写真説明 ) はみ出さないように慎重に
( 写真説明 ) タマネギのエキスで地染めをします
( 写真説明 ) 挑戦すること7時間、ついに完成