【広報ふじ昭和60年】お便りコーナー
あなたのお便りをお寄せください
このコーナーは、皆さんの意見交換の場とさせていただきます。テーマに基づいた、あなたの意見や提言などを、どしどしお寄せください。
お便りをお待ちしています。
◇応募される人は 原稿用紙へ300字程度にお書きください。趣旨を変えないで原稿を直すことがあります。住所・氏名・年齢・連絡先を忘れずにお書きください。
◇送り先は 〒417 市内永田1丁目100番地 市役所広報広聴課
原稿締切日は、毎月20日です。
今月のテーマ ボランティア活動
ボランティアは、資格が必要だったり、特別難しいことをするわけではありません。援助を要する人に自分のできることを自発的に行えばよいのです。
今回は「ボランティア活動」というテーマで体験談やご意見をいただきました。
一番大切なもの
浜田友美(ゆみ)さん 吉原高校1年生 城山町(16歳)
- 写真あり -
先日、ろうあ者の人のお話の中で「ろうあ学校から外の社会に出るのが怖い。普通の人と話すのが怖い」
というのがありました。
私たち何の障害も持たない者は、身体障害者に対して偏見的な目で見がちだと思いませんか。障音者が勇気を持って接しているのに、それに対して冷たくあしらっていると思いませんか。だからこそ、「ボランティア」というのは、みんなが平等に生活していく上で大切なものだと思います。
「ボランティア」…この意味を私はあまり理解していませんが、とてつもなく大きく、そして、なかなか実行しにくいもののような気がします。
だからといって、おろそかにできない、今の社会で一番大切なものだと思います。
考えに幅ができた
斉藤律子さん 主婦 富士見台3(58歳)
- 写真あり -
私は5年ぐらい前から、ボランティアグループの「針の会」という仲間に加わりました。
1週間に1度老人ホーム駿河荘でひとり暮らし老人に配達する食事の盛り付けを手伝い、月に1、2回精神薄弱者小規模授産所の市民ふれあいバンクに出かけて古着の整理をしています。
最初は人に勧められるままに始めましたが、障害者やお年寄りとふれ合うにつれ、自分自身の考えに幅が出てきたように思います。「私でも少しは社会の役に立っているのだな」と思うと、お金では買えない充実感があります。
「私はボランティアをしています」なんて構えないで、他のボランティアの人と、楽しみながらやるのが長続きの秘決です。
紙芝居で地域の輪
金刺美津子さん 主婦 松本(42歳)
- 写真あり -
松本の観音まつり、8月8日がやってきました。夜7時、狭いながらも境内は老若男女で一杯。今日の呼びもの(?)は紙芝居「絵本のお観音さん」です。読むのは6年生の女子二人。軽トラックを利用しての舞台に、小さな子供たちは我先にかぶりついて目を輝かせて見入る。「思わず身を乗り出して見たよ」と笑顔一杯の老人たち。終わったときには拍手が鳴り響いていました。
この地の老人に由来を聞かせてもらい、文章にした私。紙芝居作りの経験者の援助と助力、松本文庫(家庭文庫)の人たち、子供会の母親、そして見てくれた地域の人たち。
みんなの力を結集して共通の場を得た喜びは大きい。これも広い意味のボランティア活動の一端と考えます。
テーマ
■11月は「旅と私」
秋は旅行のシーズンです。交通機関の発達によって、私たちは気軽に旅を楽しめるようになり、海外旅行も身近なことになりました。
旅の楽しみは、風景や食事、人との出会いなどいろいろです。あなたの体験した楽しい思い出、美しい景色、ぜひもう一度行ってみたいところなど、旅にまつわるお便りをお待ちしています。
■12月は「音楽と私」
音楽は人の心をなごませ、豊かにします。ギター、ピアノなど楽器は身近にあり、カラオケを楽しむ人も多く見られるようになりました。
また、最近は市民オーケストラができるなど、工業都市富土市にあっても、音楽は重要な文化です。歌、楽器のこと、あるいは思い出の名曲など音楽に関するお便りをお寄せください。
添付ファイル
※PDFを初めてご覧になる方は、ソフト(Adobe Reader)のダウンロードが必要です。
「Get Adobe Reader」のボタンをクリックし、説明に従いAdobe Readerをダウンロードして下さい。
広報広聴課 (市庁舎8階北側)
電話:0545-55-2700 ファクス:0545-51-1456
メールアドレス:kouhou@div.city.fuji.shizuoka.jp