【広報ふじ昭和60年】いつまでもお元気で
長い間社会のために尽くしてきたお年寄りを敬愛し、長寿を祝う敬老会が、ことしも9月15日の「敬老の日」を中心に各地区24会場で行われます。
この敬老の日から1週間は老人福祉週間でもあります。お年寄りが明るく、楽しい生活ができるよう生きがいについても考えてあげましょう。
敬老会招待者1万人を超える
ことしの敬老会招待者は、大正3年9月15日以前に生まれた71歳以上のお年寄りで、市内には1万368人います。
これを年代別、性別にみると71歳から79歳までが男3,141人、女4,446人で合計7,587人。80歳から89歳までが男909人、女1,631人で合計2,540人。90歳から99歳までが男60人、女181人で合計241人となっています。
昨年と比較すると531人ふえています。
この中で、人生の苦楽を相たずさえ、ともに味わってきた結婚50年の金婚式を迎えるご夫婦は、塔の木の帯金清さん(74歳)とく江さん(71歳)ご夫婦をはじめ210組あります。
また寝たきりのお年寄りも283人います。寝たきりのお年寄りには、地区担当の民生委員から渡辺市長の色紙を添えて慰問品を贈ります。
市内の最高齢者は加藤あきさん
ことし市内の最高齢者は、99歳を迎えた神谷179番地にお住まいの加藤あきさんです。
あきさんの日常生活は朝5時ごろ起き、夜は7時ごろには寝て、食事も規則正しくとり毎回ごはんを茶碗一杯ぐらい食べているそうです。
午後3時にはくだものも食べていますが、好き嫌いがなく何でも食べ、特に寿司、瓜もみが大好物だそうです。
長生きの秘訣は、よく働き、車が嫌いでよく歩いたことと、「もうだめだ、などと思わないこと」をモットーに生きてきたことかもしれません。
現在は、嫁のつなさん(67歳)をはじめ、新太郎さん(43歳)、みゆきさん(39歳)の孫夫婦、ひ孫の久美さん(13歳)の5人の家族と一緒に住んでいます。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 市内最高齢者の加藤あきさん
各地区敬老会の日程表
- 図表あり -
添付ファイル
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