【広報ふじ昭和60年】新幹線駅いよいよ着工
岳南地域の21世紀へのかけ橋となる新幹線富士駅の建設がいよいよ着工されました。
これで新幹線は、昭和63年3月に多くの夢を乗せて富士駅から発車することになります。
この駅を未来に引き継ぐために、市民の総力を結集して、みんなでつくった駅にしていきましょう。
みなさんの協力が夢を実現
昭和59年10月18日、富士市民の長年の夢が実現した日でした。
国鉄は、東海道、山陽新幹線の新駅設置について5か所を指定し、設置の条件を提示。県内では掛川市とともに富士市がその一つに選ばれたのです。
市は、国鉄からの設置条件を市議会及び新幹線地富士駅設置促進期成同盟会にはかり、国鉄に受諾の回答をし、新駅実現へ向け具体的なスタートを切ったのでした。
新駅建設着工までには限られた期間の中で、用地買収などで関係地域のみなさんの大変なご協力をいただいています。
事業費は131億円
新幹線富士駅は、県内では初の新幹線単独駅として建設されます。
工事区間は860メートルで約2,700平方メートルの駅舎と合わせて、1万3,400平方メートルの南北駅前広場も新設されます。
駅だけの直接工事費が82億3,000万円、これに用地費及び補償費、駅前広場造成費を合わせると131億円余りが投じられます。
工事は4工区に分けて進められ、今年度は、南側分の路盤造成をし、昭和61年度で北側分の路盤造成及び橋りょう工事を施工。昭和62年度に駅舎等最終工事が行われます。市は、これに合わせて駅前広場建設と周辺の区画整理事業を計画しています。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 起工式でクワ入れをする渡辺市長
添付ファイル
※PDFを初めてご覧になる方は、ソフト(Adobe Reader)のダウンロードが必要です。
「Get Adobe Reader」のボタンをクリックし、説明に従いAdobe Readerをダウンロードして下さい。
広報広聴課 (市庁舎8階北側)
電話:0545-55-2700 ファクス:0545-51-1456
メールアドレス:kouhou@div.city.fuji.shizuoka.jp