【広報ふじ昭和60年】ニャンとも困った
ペットは責任をもって飼育しよう
「犬・猫が、畑や植え木を荒らす」「犬の散歩でふんが放置されている」「鳴き声がうるさい」等の苦情が市に寄せられています。 犬や猫は、人間に最も親しまれている動物で簡単に飼うことができますが、飼う以上は責任もって飼育しましょう。無責任な飼育で人間に嫌われる犬や猫も被害者なのです。
不用犬の相談は保健所 電話番号 52-5010 市健康課 電話番号 51-0123 内線 321
犬もストレス解消を
犬は本来、群れをつくり広い原野に「なわばり」を持って生活する動物です。ですから、現代のように狭い人間社会の中へ閉じ込められていることは、犬にとって大変不安なのです。
つなぎっぱなし、おりに入れっぱなしでは、犬も運動不足でストレスはたまる一方です。こうなると夜鳴きや、ちょっとしたことでもほえ、近所に迷惑をかけます。また、人にもかみつくことになります。
犬を飼う人は、毎日引き綱をつけて散歩させましょう。散歩のときは、ビニール袋などを持ち、ふんを始末してください。
犬は家族の一員
犬小屋は、いつも清潔にして十分日光浴のできるところで飼いましょう。犬も病気にならず、いつまでも健康で長生きします。
また、人間も予防注射を受けるように、必ず年1回狂犬病の予防注射を受け、登録を済ませましょう。
犬を飼うときは、自分の家の条件に合った犬を飼うことが必要です。放し飼いは絶対にやめましょう。犬は必ずつなぐか、丈夫なおりで飼い放し飼いは絶対にやめましょう。
犬の飼育は家族ぐるみで協力し、不用になったからと捨てずに一生愛情をもって面倒を見ましょう。
猫もしつけよう
猫は、犬よりおとなしい分だけ小さな被害が多発しています。「食物を荒らされた」「干したふとんに尿をかけられた」「小鳥が襲われた」などの声が聞かれます。
猫はしつければ決まった場所で排便するなど、むしろ手がかかりません。苦情のでる猫は、人間の捨てた野良猫が多く、一面では猫も被害者のです。
犬猫をよきパートナーに
犬は盲導犬として活躍したり、番犬として役立っています。猫もネズミを取るなど、昔から人間のよきパートナーとして働いてきました。益になるのも害になるのも、人間の飼育一つではないでしょうか。愛情をもって接しましょう。
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