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【広報ふじ昭和60年】富士のあゆみ 2

富士のあけぼの

 富士市にいつから人が住み始めたのでしょう。今から約1万年前の無土器文化時代には、すでに人が住んでいた形跡があります。
 間門と鵜無ヶ渕の中間に峯山という台地があります。ここからは明らかに人手が加えられた黒曜石の小片が見つかっています。
 縄文時代(約9,000年〜2,200年前)になると、人は弓矢で猟を行い土器をつくり、中には作物を作り始めた者もあったといわれます。天間沢遺跡からはこの時代の住居跡が発見されています。
 こうして人は集団生活を始め、弥生時代(約2,200年〜1,700年前)には、稲作が定着しました。
 今泉に広がっていた沖田遺跡からは、多くの木製品・土器片が発掘されました。そして時代は古墳文化時代に続きます。(文は郷土史家鈴木富男氏の著書を参考にしています)
*古墳文化時代は前シリ−ズをごらんください。

- 写真あり -
( 写真説明 ) 1万年前人の住んでいた峯山遺跡
添付ファイル
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