【広報ふじ昭和60年】お便りコーナー
あなたのお便りをお寄せください
このコーナーは、皆さんの意見交換の場とさせていただきます。テーマに基づいた、あなたの意見や提言などを、どしどしお寄せください。
お便りをお待ちしています。
◇応募される人は 原稿用紙へ300字程度にお書きください。趣旨を変えないで原稿を直すことがあります。住所・氏名・年齢・連絡先を忘れずにお書きください。
◇送り先は 〒417 市内永田1丁目100番地市役所広報広聴課
原稿締切日は、毎月20日です。
今月のテーマ リサイクルを考える
最近、リサイクルという言葉が叫ばれ始めています。
物の豊富な現代社会で簡単に物を捨ててしまう習慣がついてしまった私たち。再利用する(リサイクル)ということを忘れかけているようです。今月は、「リサイクルを考える」というテーマでお便りをいただきました。
リサイクルは創造的 鈴木 なみ江さん 主婦 城山町(34歳)
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リサイクルは、合理的、経済的であり省資源につながるのはもちろんですけど、創造的なことでもあると思います。だれかの不用になった物に自分なりの価値を見つけ出すのはとても楽しい発見です。逆に、自分が不用としている物をだれかが再利用してくれるのも、うれしいことです。
学校や地域で行っている古紙回収は地域の緑を守ることにつながります。
また、着古した肌着がウェス(ぞうきん)となって、日本の機械工業の振興という、思ってもみないところで貢献できるんだ、などと考えると、むやみに捨てずに、「肌着さん、もう一働きお願いしますよ」と、一声かけてリサイクルに送り出したくなります。
私は1週間に2日ほど、心身障害者小規模授産施設「市民ふれあいバンク」でお手伝いさせていただいていますが、もっと多くの方に知ってもらって、リサイクルの楽しさを発見していただきたいと思います。
まかれたリサイクルの種 佐野 幸子(ゆきこ)さん 主婦 岩本(48歳)
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「資源を生かし福祉をはかろう」という発想から研さんを重ね活動している市職員の「リサイクル研究会」が市民に呼びかけたのが、ミニシンポジウム。ゴミを生き返らせた見事な作品から、物の奥に潜む「いのち」に目を向けさせてくれた清掃工場の職員によるミニ・リサイクル展。
実践を持った職員たちの自主的な働きによって、富士市にリサイクル文化の種がまかれたような気がします。
経済の高度成長に伴い、物欲にとらわれてしまった私たちに、“資源をみつめ直そう”の呼びかけは、失われつつある心の豊かさへの回復を願う運動なのだと受けとめました。
まかれた小さな種が、やわらかな地で芽を出し、美しい、思いやりのある文化の実をいっぱいつけた樹になるよう、みんなで慈(いつく)しみ、育てたいですね。
大事にする心が大切 小野田 実さん 自営 鷹岡本町3(52歳)
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鉛筆は小さくなったらサックをはめて使い、消しゴムは穴をあけてひもを通し、下敷きに縛って使っていた自分の子供時代に比べると、今は恵まれていると思います。
とは言うものの一方で、物を大切にしない現代の風潮は、昭和ヒトケタ生まれにとって納得できません。
物は壊れなければ新しい物を購入しなかったのに、今は修理などせず、どんどん物が捨てられています。「もったいない」とはみんな思うのでしょうが、時代に慣らされてしまっているのか、軽い気持ちで捨ててしまいます。再利用のための修理や保管のコストを考えると、場合によっては新品を買った方が安くつく場合もあるでしょう。しかし、物を大事にする心も大切にしないと、人間の心も荒れてしまうような気がします。
「結局は、金がすべて」という考えにつながっていくように思えてなりません。
テーマ
■8月は「わが家の夏バテ対策」
夏は体力消耗が激しい上に、冷たい物の飲み過ぎから食欲減退を招き体調を狂わせがちです。
また、最近ではエアコンの普及により冷房病に悩む人も多いと聞きます。
みなさんの家庭で行っている、食事・スポーツ・レジャーなどの夏バテ対策をお寄せください。
■9月は「うちのおじいちゃん、おばあちゃん」
激動の時代を生きぬき、今日の平和で豊かな日本を築いたのは、お年寄りの力です。ですから、敬老の日だけお年寄を大事にするというのでく、ふだんから敬いたいものです。
敬老の日にちなみ、あなたのおじいちゃん、おばあちゃんの健康な姿、自慢できること、健康法、趣味などを気軽にお寄せください。
添付ファイル
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広報広聴課 (市庁舎8階北側)
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