佐野穣一(じょういち)さん 平垣本町(28歳)
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これまで、芸術より産業が優先してきた富士市にあって、市民オーケストラ(その名を「富士フィルハーモニー管弦楽団」という)を結成したのが佐野穣一さん。5月19日に初練習が行われ、富士市の文化のプレリュードが奏でられました。
現在メンバーは、36人。市民は約半数で、教員や医師・サラリーマンなど、17歳から60歳までの幅広い人達で構成されています。
「富士市の文化は、よい意味で発展途上。将来に大きな可能性を持っており、産業に見合う文化を築きたい」と、とても頼もしい。
富士高、国立音楽大学を経て昭和54年から4年間西ドイツ国立シューマン音楽院に留学した。環境(みどり)と古典芸術を大切にするというヨーロッパ感覚をしっかり身につけており、今後の富士市に欠くことのできない人である。
まだ、かろうじて独身。